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高校野球神奈川大会
西川42号、山村38号 2年生、無敵の破壊力

高校野球 神奈川新聞  2019年07月29日 05:00

東海大相模24-1日大藤沢


【写真左】6回、東海大相模の山村がソロを放つ【写真右】4回、東海大相模の西川が2ランを放つ
【写真左】6回、東海大相模の山村がソロを放つ【写真右】4回、東海大相模の西川が2ランを放つ

 「コールド」のリミッターが外された決勝。東海大相模の2年生スラッガー、山村と西川はスコアボードに目もくれず暴れ回った。

 六回。主砲山村が2打席連発のアーチを架けたのは得意の右翼席だった。外角球をバットの先で引っ掛けた打球が高校通算38号ソロとなり歓声がどよめきに変わった。この試合チーム5本目。1試合最多タイとして大会史にタテジマの名を刻んだ。

 2人がそろい踏みしたのは四回だ。山村は内角球をさばき、右翼ポール際に運ぶ3ラン。西川は弾丸ライナーを左翼席へ。通算42号2ランで左腕をのみ込んだ。2人合わせて大会7試合で5発29打点を誇った。

 「フェンス越えちゃいました」「まじで?」。春先の打撃練習。山村の打球が学校のグラウンドで右翼の高さ約20メートルのフェンスを越えた。舌を巻いたのは、2015年夏の全国優勝チームで打撃投手を務めたOBの大木翔太郎さんだ。

 教育実習の傍ら、放課後は後輩相手に白球を投じ、「山村は規格外。打撃練習であの柵を越えた選手は聞いたことがない。西川の力も(当時の4番)豊田並み。パワーなら当時の数段上」と太鼓判を押した。

 神奈川で無敵の破壊力を示した通算80発コンビ。山村が「甲子園でも相手を圧倒する」と言い、西川も「攻め抜いて日本一になる」。底なしのパワーが、名門を令和初の全国頂点へと導く。 


 

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