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巨大な地下空間、厚木に出現 豪雨浸水被害軽減へ

政治行政 神奈川新聞  2019年07月24日 00:01

厚木市が整備を進める雨水貯留施設。深さは25メートルに上る=同市旭町
厚木市が整備を進める雨水貯留施設。深さは25メートルに上る=同市旭町

 厚木市は23日、小田急線本厚木駅南側にある「あさひ公園」(同市旭町)地下に建設中の雨水貯留施設を報道陣に公開した。近年、全国各地で相次いでいる局地的豪雨による浸水被害の軽減を目的に、市が整備を進めており、完成は8月の見通し。工事完了後は同公園も再整備され、来春にも供用開始される予定だ。

 貯留施設は、コンクリートに区切られた東西43メートル、南北27メートル、深さ25メートルの箱形のもので、同市役所本庁舎に匹敵する大きさ。容量は25メートルプール約40杯に相当する1万4800立方メートル。

 大雨などの影響で、本厚木駅の真下などに通っている排水管の水位が高くなった際、導水管を経由して雨水などを取り込む。貯めた水は水位が下がった後日、ポンプでくみ出して同じ排水管に戻されるという。市は9月以降の運用開始を目指している。

 同日は、コンクリートの壁や柱が並び立つ巨大な地下空間が紹介された。

 貯留施設は、2013年に市で観測史上最大の1時間当たり65ミリの大雨が降り、本厚木駅周辺を中心に浸水被害が出た経緯を踏まえ、計画された。事業費は約30億9600万円。今後は本厚木駅北側の貯留管(内径2・4メートル)の整備も進める。



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