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めかぶ蕎麦いかが 逗子・小坪の味を特産品に

話題 神奈川新聞  2017年09月02日 12:13


「めかぶ蕎麦」をPRする合同会社「こつぼ」の座間太一さん(右)と大竹清司さん
「めかぶ蕎麦」をPRする合同会社「こつぼ」の座間太一さん(右)と大竹清司さん

 逗子市の小坪漁港で水揚げされた海産物で特産品を開発しようと、小坪漁業協同組合や市商工会の関係者が合同会社「こつぼ」を立ち上げた。第1弾として9月1日から「めかぶ蕎(そ)麦(ば)」を販売。地元1次産業の活性化や漁業者の収入アップも狙う。

 1~2月ごろに最盛期を迎えるめかぶだが、「生のままでは、なかなか需要がない」と合同会社の社員で小坪漁協の大竹清司組合長は明かす。加工することで付加価値が高まり販売の選択肢が増えるため、組合員が水揚げしためかぶを同社が買い取り、天日干しで乾燥。粉末状にしてからそばに練り込んだ。めかぶの粘り気がつるつるとした食感とのどごしを引き出し、冷やすとさらに磯の香りが際立つ。

 合同会社は漁協や商工会のほか、小売店や自然食品店など地元企業から12の個人と4法人が参加。5年ほど前、市商工会の「逗子発プロジェクト委員会」が国の補助金を活用し、小坪産の海藻アカモクを使ったうどんを商品化したが、生産量や販売ルートが広がりづらいのが悩みだった。今回は各自の強みを生かして製造から加工、販売までタッグを組んで「小坪の味」を生み出そうと、共同で出資して合同会社を発足。うどんのノウハウを生かして、そばを開発した。小売店などが参加したことで販売力の強化も期待できる。

 飲食店を経営する座間太一・代表社員は「めかぶは栄養価が高く、加工品は県内でも珍しい。小坪の名物にしたい」と意気込む。次なる商品として、小坪産のタコやサザエを使った炊き込みご飯のもとを開発中で、今秋にも発売を予定している。

 めかぶ蕎麦は1袋200グラムで350円(税込み)。スズキヤ逗子駅前店などで販売する。問い合わせは市商工会電話046(873)2774。


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