1. ホーム
  2. 話題
  3. 驚き!寿地区に巨大劇場 1日から横浜舞台の芝居上映

驚き!寿地区に巨大劇場 1日から横浜舞台の芝居上映

話題 神奈川新聞  2017年08月31日 02:00

水族館劇場が芝居を披露する寿労働センター建て替え予定地=横浜市中区寿町
水族館劇場が芝居を披露する寿労働センター建て替え予定地=横浜市中区寿町

 横浜市中区の寿地区に巨大なテント劇場が登場し、近くの簡易宿泊所で暮らす人たちを驚かせている。東京の劇団「水族館劇場」が設けたもので、9月1日から芝居「もうひとつの この丗(よ)のような夢 寿町最終未完成版」が上演される。大量の水を使った派手な演出で根強いファンを持つだけに、多くの美術愛好家らが訪れることになりそうだ。

 現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ2017」の関連プログラム。劇団の座付き役者で台本・総監督の桃山邑さん(59)が、劇団「曲馬舘」の役者として1980年に寿地区で芝居デビューを果たした縁から、この地を舞台に選んだ。

 水族館劇場は87年に桃山さんらが旗揚げ。日雇い労働者だった桃山さんのこだわりで、役者たちが自らテント劇場や舞台装置を設営してきた。会場は、寿地区の中心にあり「寿労働センター」と親しまれた寿町総合労働福祉会館の建て替え予定地を活用した。

 芝居は2016年5月の三重県、今年4月の東京・新宿での上演に続く「この丗のような夢」3部作の集大成。横浜を舞台にした作品になる。

 地元住民に芝居を一緒に楽しんでもらおうと、簡易宿泊所の住民や支援者ら約100人を無料で招待することにした。近くに住む男性は「テント劇場の大きさにはびっくりだね。引換券があるのでぜひ見たい」と心待ちにしていた。

 野外舞台も設け、美術作品や写真を展示するほか、イベントや講演会を行う(カンパ制)。

 上演は9月1~5日、13~17日。いずれも午後6時半開演。料金は当日券4800円。中高生割引券3千円。問い合わせは、同劇場電話090(9018)7799。


シェアする