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詩人の功績たたえる 城ケ島で北原白秋碑前祭

話題 神奈川新聞  2019年07月11日 10:21

園児が白秋作詞の歌を披露した碑前祭 =三浦市の城ケ島
園児が白秋作詞の歌を披露した碑前祭 =三浦市の城ケ島

 三浦ゆかりの詩人、北原白秋(1885~1942年)をしのぶ恒例の「北原白秋碑前祭」が10日、城ケ島(三浦市)の白秋碑前広場で行われた。市民グループ「三崎白秋会」と市観光協会城ケ島地区の主催。吉田英男市長や関係者ら約120人が参加し、碑に花を手向けて白秋の功績をたたえた。

 式典では、地元の城ケ島保育園の園児や市合唱連盟が「ゆりかごのうた」「城ケ島の雨」など白秋作詞の歌を披露し、式典を盛り上げた。三崎白秋会の加藤治彦会長は「白秋先生には、三浦の知名度を高めてもらった。会ではこれからも白秋先生の文学や童謡などの継承活動を展開していきたい」とあいさつした。

 白秋は1913年春から1年近く三崎地区に滞在し、「城ケ島の雨」などの作品を残した。同会によると、白秋の碑は全国に約60カ所以上あるが、生前白秋が建碑を許可し、自ら碑文を揮毫(きごう)したのは三浦の2カ所だけという。城ケ島大橋のたもとに立つ碑はその一つで、「城ケ島の雨」の詩が刻まれている。

 碑前祭は、短歌や俳句大会など白秋にちなんだ各種イベントが11月まで行われる「みさき白秋まつり」の一環で開かれた。


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