
横須賀市内のジャズ愛好家らでつくる「ヨコスカ・ジャズ協会」の会長に神奈川歯科大(同市稲岡町)の鹿島勇理事長(72)が就任した。9日夜には同市内で新会長を囲む会が開かれ、横須賀に縁のあるジャズミュージシャンがライブを行うなど会員同士が交流を深めた。
同協会は、戦後ジャズ発祥の地とされる横須賀で、ジャズを通じて地域を活性化しようと2015年に発足した。16年から毎年「横須賀トモダチジャズ」と題したライブイベントなどを開催。活動をもっと発信しようと新たに会長職を設け、ジャス愛好家であり同大理事長として市内外に顔の広い鹿島さんに白羽の矢を立てたという。
囲む会で鹿島さんは米国留学時のジャズに触れたエピソードなどを紹介し、「軍艦があり英語が飛び交う空気のある横須賀にジャズは合う。皆さんと一緒にジャズの伝道師の一人として、お役に立てれば」とあいさつした。