1. ホーム
  2. K-Person
  3. 漫才コンビの高校生役 前向きに人生楽しむ

【K-Person】間宮祥太朗さん
漫才コンビの高校生役 前向きに人生楽しむ

K-Person 神奈川新聞  2019年07月07日 11:11

間宮祥太朗さん


間宮祥太朗さん
間宮祥太朗さん

 漫才コンビを結成した高校生が、厳しい芸人の世界で成長していく姿を描くドラマ「べしゃり暮らし」で、主人公の上妻(あがつま)圭右(けいすけ)を演じる。

 「原作(漫画)が好きだったので、(オファーされて)うれしさしかなかった。無理にテンションを上げる必要がなく、漫画のエネルギーを引っ張りながら演じている」

 演出を手掛けるのは劇団ひとり。

 「ご自身も役者なので、こちらの気持ちをくみながら演出してくれる。役者と監督の中で、微妙なずれが出てくるときがあるが、今回はそういうことがない」と信頼を置く。

 漫才のシーンはアドリブが多く「ライブ感が求められている。あまり練習しない方がいい、というひとりさんの提案もあり、がちがちに固めずに楽な気持ちでやっている」という。


主人公の上妻圭右
主人公の上妻圭右

 彫りの深い、華のある顔立ち。だが、意外にも正統派二枚目の役がほとんどないという。映画「帝一の國」(2017年)では生徒会長選に出馬する自意識が強い金髪の高校生、主演を務めた「全員死刑」(同年)では両肩に入れ墨をした姿を見せるなど、癖のある強烈な役どころが多い。

 「難しいことをやっている、という意識はない。王道の二枚目より、とっぴな役の方が入りやすい。ただ、ヒール(悪役)だからこう、やくざだからこう、といったカテゴライズをしないようにしている。何かで大まかにくくったような芝居はしたくないから」

 子どもの頃から映画好きで、映画か音楽に携わる仕事がしたかった。縁あって俳優の道に進み、一つ一つの役を精いっぱい演じている。

 「しばらく会っていない祖父母に元気な顔を見せられるのは、俳優をやっていてよかった点。だが、この仕事についてもう少し、しっかりしたことを思えるような段階にはまだない」

 目標とする俳優や、やりたい役を定めていない。「人生を楽しめることが大事だと思う。同じ一日を過ごすなら、楽しい時間を積み重ねる方がいい」。前向きな姿にエネルギーがあふれる。

まみや・しょうたろう
 俳優。1993年横浜市生まれ。2008年、ドラマ「スクラップ・ティーチャー~教師再生~」で俳優デビュー。以後、映画、テレビ、舞台と幅広く活躍。近年の出演作は、ドラマ「BG~身辺警護人~」NHK連続テレビ小説「半分、青い。」「やれたかも委員会 山なみ編」「ゼロ 一獲千金ゲーム」(18年)、「ハケン占い師アタル」(19年)、映画「不能犯」「食べる女」(18年)、「翔んで埼玉」「ホットギミック」(19年)があり、11月に「殺さない彼と死なない彼女」の公開が控える。

 27日から始まるテレビ朝日の土曜ナイトドラマ「べしゃり暮らし」(毎週土曜、午後11時15分)で、主演を務める。

記者の一言
 かつて横浜スタジアムの近くに自宅があり、10代の多感な時期を過ごしたという。「ワールドポーターズの中の映画館にはよく行きました。ブルク13もできて、便利でしたね」。弊社もすぐ近くなので、どこかで間宮少年とすれ違っていたかもしれない。「この間は横浜スタジアムで野球観戦しました」。ハマっ子にもかかわらず、熱心な阪神ファンと判明。今シーズンから用意された、バックネット裏の個室に招待されてぜいたくな時間を過ごしたが「スタンドの売り子さんは来ないし、六甲おろしは歌えないし」と、不完全燃焼だったらしい。今度はぜひ、にぎやかに楽しんでほしいもの。社の近くに阪神タイガース公式ショップがあるのを話し忘れたが、キラキラした瞳で「知ってます!」と言われそうだ。


シェアする