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音楽を楽しむ企画満載 県立音楽堂「夏休みオーケストラ」

カルチャー 神奈川新聞  2019年07月05日 19:49

ピアニストの三浦友理枝は子どもの頃からの友人。「ぜひ、音楽を通じた友達を作ってほしい」と語る三ツ橋敬子=神奈川新聞社
ピアニストの三浦友理枝は子どもの頃からの友人。「ぜひ、音楽を通じた友達を作ってほしい」と語る三ツ橋敬子=神奈川新聞社

 8月14日から17日まで、県立音楽堂(横浜市西区)で「三ツ橋敬子の夏休みオーケストラ」と関連プログラムが開催される。子どもたちにオーケストラや音楽の楽しさを体感してもらうことを目的とした同音楽堂の恒例企画。企画立案を行う、指揮者の三ツ橋敬子に今年のポイントを聞いた。

 今年のテーマは「みんなでピカピカ」。リニューアルしたばかりの同音楽堂の設備をフルに活用し、さまざまなアプローチで音楽の面白さを伝える企画が満載だ。「子どもたちのリアクションは素直で毎回こちらが驚かされる」と話す三ツ橋はこの企画に携わって4年目。「音楽堂は舞台と客席が近く、アットホームな空気感が魅力。学校の授業とは違う角度で音楽に触れてもらい、楽しい思い出を作ってもらいたい」と話す。

 14日に開催されるのは、和太鼓とボディーパーカッションの体験会。15日には三ツ橋が「展覧会の絵」を楽曲分析する。「楽器の音色を合わせて生まれるハーモニーや、楽曲の背景にあるストーリーなど、子どもたちの世界が広がるきっかけになる話ができればいいと思っています」


当日来場した子どもたちはステージの上でオーケストラを聴く体験もできる(2017年の様子)(C)青柳聡
当日来場した子どもたちはステージの上でオーケストラを聴く体験もできる(2017年の様子)(C)青柳聡

 16日は音楽堂のバックステージツアーと、ピアニストの三浦友理枝によるミニコンサート。16、17の両日には合唱のワークショップもある。そして14日から4日間の日程で開催されるのが「音楽堂ジュニア・スタッフ養成講座」だ。

 音楽堂スタッフが中心となって、照明や会場案内などを子どもたちに指導。17日のコンサート当日は実際にスタッフとなって舞台を支える。「演奏家にならずとも、音楽を裏でサポートする仕事もあるんだと、職業についての視野を広げてもらえれば」

 17日のオーケストラコンサートには三浦と神奈川フィルハーモニー管弦楽団などが出演。シャルパンティエの「テ・デウム」やグリーグの「ペール・ギュント」など「ピカピカ」というテーマに沿った、光やきらめきをイメージさせる楽曲が三ツ橋の指揮で披露される。舞台上で本番中のオーケストラの音色を聴く企画や指揮者体験も実施する。「子どもたちが舞台にいると、オーケストラの熱量もぐんと上がる」とほほ笑む三ツ橋。「この体験を通して、クラシック音楽に親しみを持ち、大人になっても音楽を楽しめる人になってほしい。保護者にとっても、演奏会の扉を開くきっかけにしてもらえたら」と参加を呼び掛けている。



 プログラムはいずれも、事前申込制。参加希望者はホームページなどで申し込む。締め切りはプログラムによって異なる。応募者多数の場合は抽選。問い合わせは、同音楽堂☎045(263)2567。17日の演奏会は午後3時開演。全席指定で5歳から中学生まで無料、高校生から24歳まで1500円、一般3500円。問い合わせはチケットかながわ☎(0570)015415。


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