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時代の正体 メディア考
各地で広がる「スガ化」 南彰新聞労連委員長講演(3)

時代の正体 神奈川新聞  2019年07月02日 09:22

 政治とメディアの関係を考える南彰新聞労連中央執行委員長の講演会「菅VS望月から見えた政治とメディアの課題」(主催・勁草塾)を詳報する。

 菅義偉官房長官の会見では政府見解、つまり自分たちの意に沿わない質問に事実誤認とのレッテルを貼り、追及する記者をどんどん排除している。

 典型が、官邸報道室長が申し入れをした文書だ。2018年12月28日に官邸の記者クラブに張り出された。内容は、東京新聞の望月衣塑子記者の質問は「事実に反し、不適切な表現がある」とし、そうした質問で会見の意義が損なわれることを官邸側として懸念していると。その問題意識の共有を求めてきた。

 「事実に反する不適切な表現」というところを仮に置いても、記者会見は大前提として、政府が圧倒的に情報を持ち、持っていない記者、市民側が分からない中からどうなっているのかと問いただしていく場だ。事後的に検証すれば、記者の質問は常に合っている訳ではない。できるだけ正確な事実関係に基づき質問しようとすることは大切だが、すべて正確なことを知って会見に臨めるわけではない。

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