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地域防災の拠点に 湯河原町防災コミュニティセンター完成

社会 神奈川新聞  2019年06月28日 11:37

中学校跡地に整備された湯河原町防災コミュニティセンター =同町中央
中学校跡地に整備された湯河原町防災コミュニティセンター =同町中央

 湯河原町が整備を進めていた「町防災コミュニティセンター」(同町中央)が完成し、7月1日から供用を始める。平常時は町民が多目的に利用して交流する場として、災害時は260人を収容できる避難場所として機能する。

 同センターは町立湯河原中跡地の一角に整備され、総事業費は約9億円。延べ床面積は約2千平方メートルで、鉄骨造の地上2階・地下1階建て。1階部分の海抜は約15メートル。

 地下の防災倉庫では、同センターに隣接する町民体育館の収容人数の3日分を合わせた約1万4千食の食料を備蓄し、発電機や投光器なども備える。1階には町教育委員会の事務所が入るほか、災害対策室を3部屋設置。うち1部屋には防災行政無線を遠隔操作できる装置が置かれ、災害時に倒壊などで庁舎が使えなくなった場合には対策本部が設けられるという。

 2階には、地域住民らが幅広い用途で利用できるよう会議室を7部屋用意。100人前後の研修などに適した約230平方メートルの部屋は大型スクリーンやモニターが配備され、キッチンがある部屋は料理教室として利用できる。ヘリコプターが防災施設と分かるように、屋上の床面には施設の名称が表記されている。

 報道関係者向けの内覧会で、冨田幸宏町長は「町民の方などに、さまざまな形で利用してもらえれば」とあいさつ。今後、病院や養護学校分教室が中学校跡地内に併設される予定にも触れ「跡地全体が防災や福祉の拠点という形で整う」と述べた。

 会議室の使用料など問い合わせは、町地域政策課電話0465(63)2111。


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