偽装結婚を仲介したなどとして、県警国際捜査課と港南署は24日までに、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、横浜市中区野毛町2丁目、会社員の男(37)ら男女6人を逮捕した。
ほかに逮捕されたのは、同市港南区野庭町、建築作業員の男(23)と中国籍で東京都板橋区、飲食店店員の女(22)の両容疑者ら。
逮捕容疑は、共謀して昨年1月31日、建設作業員の男と飲食店店員の女との内容虚偽の婚姻届を同市中区役所に提出し、飲食店店員の女の戸籍に虚偽の記録をさせた、としている。会社員の男と飲食店店員の女は「本当の結婚」などと供述して容疑を否認、4容疑者は認めているという。
同課によると、飲食店店員の女は2015年9月に留学生として日本に入国し、在留期限は昨年6月だったという。県警は、在留資格取得の相談を受けた会社員の男が少なくとも報酬160万円を受け取り、仲間と協力してあっせんしたとみて調べている。