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時代の正体 ヘイトスピーチ考
刑事罰はなぜ必要か(下)「路上の思想」結実

時代の正体 神奈川新聞  2019年06月22日 05:00

 ある党の女性党員は新人候補の応援のため「ヘイトスピーチ、許さない」という横断幕を広げていただけだった。川崎市議選のさなか、仕事帰りの人々が行き交うJR川崎駅東口、にじり寄った男ががなり立てた。

 「お前、韓国人だろ。韓国でやれよ!」

 差別に反対する人を差別にゆがんだ目で排斥の対象とみなし、敵意をたたきつける異様。スローガンを唱えるだけで危険が身に迫る尋常ならざる事態は、スローガンを唱えていても差別の暴力は止められないという現実を示すものでもあった。

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