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【シネマ散歩】
【ザ・ファブル】笑いとアクション満載

カルチャー 神奈川新聞  2019年06月21日 17:27

©2019「ザ・ファブル」製作委員会
©2019「ザ・ファブル」製作委員会

 横浜ブルク13などで21日から上映。

 さすが岡田准一、ハードなアクションはもちろんだが、お笑いも満載だ。カラフルなインコを頭に乗せた愉快な姿や、車庫で全裸で筋トレという衝撃映像も見られる。

 岡田が扮(ふん)するのは殺し屋。どんな相手も6秒以内に殺し、裏社会ではファブル(寓話(ぐうわ))と呼ばれる伝説的な存在。仕事が続いたことから、1年間の休業とその間は誰も殺してはならないとの厳命をボス(佐藤浩市)から受け、佐藤アキラという偽名で一般人の生活を送ろうとする。

 生まれて初めてインコを飼ったり、アルバイトをしたり。「プロの普通」に徹するアキラを、裏社会が放っておかない。この裏の組織の面々が、すごい顔ぶれ。社長の海老原(安田顕)と弟分で出所してきたばかりの小島(柳楽優弥)、海老原の蹴落としを図る専務の砂川(向井理)。ファブルをゲームのレアキャラのように追い続ける殺し屋フード(福士蒼汰)とコード(木村了)もいる。今をときめくイケメン俳優がそろうが、いかにもの悪人面と突き抜けた狂気に驚かされる。

 対して、アキラのバイト先で働くミサキ(山本美月)と社長(佐藤二朗)のほのぼの感に癒やされる。アキラの相棒ヨウコ(木村文乃)の明るいユーモアも、いいアクセント。横浜の町が、大阪として少しだけ出てくる。「岡田君、ロケに来たんだ~」と感慨にふけった。

監督/江口カン
製作/日本、2時間3分


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