1. ホーム
  2. 社会
  3. 認知症でも散歩して 松田町に初の「屋外型カフェ」

認知症でも散歩して 松田町に初の「屋外型カフェ」

社会 神奈川新聞  2019年06月21日 10:23

風景や会話を楽しんだ「MATSUDAおれん路さんぽ」=松田町の延命寺
風景や会話を楽しんだ「MATSUDAおれん路さんぽ」=松田町の延命寺

 認知症やその予備軍の人に気軽に散歩してもらおうと、松田町内で、初めて屋外型認知症カフェ「MATSUDAおれん路(じ)さんぽ」が開催された。

 町では2年前から、JR御殿場線松田駅近くの喫茶店で月1回、認知症カフェ「MATSUDAおれんぢかふぇ」を開いている。その参加者から「外に散歩に行ってみたい」という要望があり、同カフェの運営ボランティアらが今年4月に「MATSUDAおれんぢの会」を発足させ、自主企画として今回初めて開催した。

 12日には認知症の人や同会メンバーら約20人が参加。同駅で2組に分かれ、延命寺と中沢酒造(ともに同町松田惣領)をそれぞれ目指し、散歩に出かけた。延命寺コースでは、咲き始めたアジサイや同寺の仁王像などを眺めながら会話を楽しみ、約60分かけて戻った。

 同会の東城芳博代表幹事(67)は「カフェでは笑顔が出て話もするようになるなど、初期のころと比べると明らかな効果があった。散歩でもさらなる効果を期待したい」と話していた。今後は気候の良い春や秋の開催を考えている。


シェアする