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「海を大切にしたい」 三浦の小学生が海の保全を学ぶ

社会 神奈川新聞  2019年06月21日 10:17

海藻を素材に押し葉を作る児童たち=三浦市立南下浦小
海藻を素材に押し葉を作る児童たち=三浦市立南下浦小

 浄化機能を持つ海藻から海の保全について考える教室が20日、三浦市立南下浦小(同市南下浦町菊名)で開かれた。小学3~6年生約80人が「海の森」の役割を学んだり、押し葉を作ったりした。

 教室は、市の進める海洋教育の一環で、「日本海洋レジャー安全・振興協会」(横浜市)が主催。海と地球環境保全に取り組む「海藻おしば協会」(静岡県伊豆市)の野田三千代会長らが講師を務めた。

 野田会長は、「海の森」として海を浄化し、生物も育てている海藻の役割を説明するとともに、三浦半島沖などに生息する多種多様な海藻を標本や映像を使って紹介。その上で、埋め立てや海洋汚染によって海藻が消えつつある現状を伝え、「海を汚してはいけないという一人一人の心掛けが大切」と呼び掛けた。

 児童は押し葉作りにも挑戦。10種の海藻で、水玉模様や海中、クワガタ、スイカなどを表現した。小学6年の女児(11)は「海藻のおかげで生き物が育つという話が印象的だった。これから海を大切にしていきたい」と話した。

 「みうら学・海洋教育研究所」によると、水温上昇で市周辺では海藻が減少。海藻が一切なくなってしまった湾もあるという。


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