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「警戒レベル2」当面継続 箱根山火山活動で気象庁示唆

社会 神奈川新聞  2019年06月20日 05:00

箱根山の噴火警戒レベル引き上げから1カ月が経過したことを受け、会見する山口昇士町長 =19日、箱根町役場
箱根山の噴火警戒レベル引き上げから1カ月が経過したことを受け、会見する山口昇士町長 =19日、箱根町役場

 噴火警戒レベル2(火口周辺規制)への引き上げから19日で1カ月となった箱根山(箱根町)の火山活動について、気象庁は「変化がまだ続いている。(レベル引き下げの)判断はまだ時間を要する」とし、当面はレベル2が継続するとの見通しを明らかにした。同日の記者会見で、山口昇士町長は「先行きが見通せない状況は、町にとっては大変厳しい」と長期化の影響を懸念した。

 気象庁火山監視・警報センターの西脇誠所長は「山体膨張の地殻変動が続いている限り、地震の発生が増減しながら継続する。回数は少ないが、急に変わる可能性もあり、見極めは難しい」と現状の認識を説明した。

 県温泉地学研究所の瀧沢倫明火山対策調整官は山体膨張のペースについて、「(観測史上初の噴火に至った)2015年ほどの急激な伸びではない」と分析。一方で、近年の火山活動の際に観測されてきた膨張の継続期間は「数カ月から半年程度だった」とし、今回もさらに続く可能性を示唆した。

 山口町長はこうした状況を踏まえ、「町民や観光客の命を第一に考え、火山活動が一刻も早く終息することを期待しつつ、レベルが下がった場合に向けた準備を関係機関と進める」と強調。観光への影響については「今のところはそれほど大きくないが、トップシーズンの夏を控え、今後が心配される」と述べた。


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