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「引き続き注視が必要」 箱根山警戒レベル2、読めぬ推移

社会 神奈川新聞  2019年06月19日 05:00

噴気活動が活発な大涌谷。全面的な立ち入り規制が続いている=11日(東海大理学部大場武研究室提供)
噴気活動が活発な大涌谷。全面的な立ち入り規制が続いている=11日(東海大理学部大場武研究室提供)

 噴火警戒レベル2(火口周辺規制)への引き上げから19日で1カ月となった箱根山(箱根町)の火山活動は、低調ながら先行きの見通せない状況が続く。県温泉地学研究所の加藤照之所長は「過去の経験に照らせば、噴火の可能性は高くない」とみる。ただ、観測史上初の噴火に至った2015年の時は活動に先行した現象が、今回は活発化後に発生するなど異なる特徴もあり、「大涌谷の状況に引き続き注視が必要」と指摘する。

 箱根山で火山活動が活発化した際に主に観測されるのは、微小な火山性地震と山体膨張の地殻変動、大涌谷の噴気活動だ。これらの全体的な状況について、加藤所長は「この1カ月間で基本的に変わっていない」と判断している。

 ごく小規模な地震も集計する温地研の観測では、箱根山の地下数キロの浅い場所を震源とする火山性地震は5月18日に154回に急増した。

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