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一票の参考にして 大磯町議選で候補予定者アンケート

選挙 神奈川新聞  2019年06月19日 05:00

大磯町議選の立候補予定者への公開アンケートを行った市民有志 =大磯町大磯の「カフェぶらっと」
大磯町議選の立候補予定者への公開アンケートを行った市民有志 =大磯町大磯の「カフェぶらっと」

 有権者へ1票の参考にしてもらおうと、大磯町議選(25日告示、30日投開票、定数14)の立候補予定者全員に市民団体が政策などについてアンケートを行い、原文のままの回答を町内約1万世帯に戸別配布した。希望者には町内のカフェで回答を渡す予定。昨年11月に行われた大磯町長選の投票率は過去最低の41・17%。メンバーは「地方自治は民主主義の学校。みんなで町政に参加しよう」と呼び掛ける。

 アンケートを行ったのは「町民立環境ネットワーク☆大磯」。5月末時点で立候補の意向を示した候補者21人に質問状を送り、全員から回答を得た。

 質問は4項目(各120字以内)で(1)立候補の動機(2)JR大磯駅前整備計画への賛否(3)最優先したい課題を三つ(4)町自治基本条例に基づきどのような議員活動をするのか-。回答は町内1万2700世帯のうち1万870世帯にポスティングした。

 きっかけは東京電力福島第一原発事故だった。「原発の危険性を知らなかった。無関心や知らないことが何をもたらすのか考えないといけない」と同団体の九鬼とも子さん。エネルギー政策などの学習会を催す市民団体として発足し、2017年からは地域の問題にも視野を広げた。


大磯町議選の立候補予定者に行ったアンケート
大磯町議選の立候補予定者に行ったアンケート

 町が進める大磯駅前整備について「住民への説明が足りない」と同団体の野尻善章さんは感じている。歩道を拡張する一方でロータリーを縮小する方針で、町は歩行者の事故防止をうたうが、車の渋滞などが懸念される。町民生活に関わる問題だが、昨年10月に同団体が駅利用者へアンケートしたところ8割が計画の存在も知らなかった。

 野尻さんは「町民の声が軽んじられている。議員も批判精神を持ち、是々非々の議論をしてほしい」と願う。

 アンケートは初めての試みで、まずは候補者の連絡先を人づてで調べるところからスタート。実際に候補者の自宅を訪ねて取り組みの目的などを説明した。山本侃良(あきら)世話人は「アンケートは中立の立場を貫いた。判断するのは有権者自身」と投票を呼び掛ける。

 アンケートの回答は20、21日に同町大磯の「カフェぶらっと」でも配布する。問い合わせは、同カフェの新倉常代さん電話080(5504)0420。


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