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鎌倉ジュニアオーケストラ、プロと共演 15日コンサート

カルチャー 神奈川新聞  2019年06月15日 05:00

真剣なまなざしで本番に向け練習を重ねる学生とプロ=横浜市戸塚区
真剣なまなざしで本番に向け練習を重ねる学生とプロ=横浜市戸塚区

 鎌倉市内を拠点に活動している「鎌倉ジュニアオーケストラ」の中高生らとプロの音楽家が共演するコンサートが15日、横浜市栄区桂町の市栄公会堂で開かれる。今回で6回目だが、これを機にプロ志望の気持ちが育まれるなど、子どもたちがさらに羽ばたく貴重な機会となっている。メンバーは「立場や年齢を超え、音楽を通して一つになる。そんなハーモニーを楽しんで」と多くの来場を心待ちにしている。

 ことし創立36年目の鎌倉ジュニアは、小学2年から高校3年までの約70人が所属。定期演奏会を開いたり、鎌倉市内の行事に参加したりして、日頃の練習の成果を披露している。

 日々鍛錬を積む子どもたちにとって大きな挑戦の場となっているのが、プロオーケストラ「横浜ゾリステン」の団員約30人と共演するコンサートだ。

 鎌倉ジュニアの指導をゾリステンの団員が担っていることが縁で、2012年12月にプロと肩を並べる公演がスタート。過去5回の公演では観客から「子どもたちが交じっているとは信じられない」といった高評価を得ている。

 共演には、鎌倉ジュニアの中学生以上のメンバー約20人だけでなく、音楽活動に励む大学生ら約10人も参加。2カ月間、ゾリステンの団員から指導を受けながら練習を重ねたが、こうした環境が若き音楽家の夢を大きく膨らませている。

 鎌倉ジュニアでバイオリンを担当する中学1年の山梨優芽さん(13)=横須賀市=は、今回が初めての共演。「隣の席がプロの人で、自分の心臓の音が聞こえるほど緊張した。高音の弾き方を聞くと優しく教えてくれた」と笑顔だ。

 鎌倉ジュニアの卒団生で、今回のコンサートにも加わっている大学1年の永田歌歩さん(18)=鎌倉市=は、6年前の共演をきっかけにプロを目指している。10年にわたってチェロを続ける永田さんは「今までにない集中力で楽しんで演奏でき、自分の可能性に気が付いた」と話す。

 鎌倉ジュニアでクラリネットを担う高校1年の谷優太さん(16)=茅ケ崎市=も、プロの背中を追い掛けている一人。「15日の本番は楽しむことを一番大切に演奏したい」と意気込んでいる。

 「横浜ゾリステンとジュニアたちの協演」は、午後2時開演。ドボルザーク「交響曲第8番」など全3曲を予定している。当日券は大人1800円、高校生以下千円。問い合わせは、鎌倉ジュニアオーケストラ事務局電話080(5512)6137。


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