1. ホーム
  2. ベイスターズ
  3. 【サーチ】捕手起用 戸柱軸にスパート

横浜DeNA
【サーチ】捕手起用 戸柱軸にスパート

ベイスターズ 神奈川新聞  2017年08月15日 10:20

戸柱(左)、高城(中央)、嶺井(右)
戸柱(左)、高城(中央)、嶺井(右)

 戸柱、嶺井、高城の3捕手を柔軟に起用して勝利を積み重ねてきたベイスターズ。残り40試合を切り、ラストスパートに向けて、ラミレス監督は「メインはレギュラーの戸柱でいく」とあらためて明言。今後の先発マスクは戸柱、嶺井に絞られそうで、2捕手態勢で球団初の本拠地でのクライマックスシリーズ(CS)開催権獲得まで突き進む。

 13日の阪神戦。1カ月ぶりに1軍復帰した浜口の女房役に指名されたのは戸柱だった。

 ルーキー左腕とバッテリーを組むのが約4カ月ぶりだった戸柱の重圧は計り知れなかった。前夜は浜口に決め球を含む投球の組み立てなどを確認。「あまり眠れなかったので」と、夜を徹して全登板の投球を映像でチェックし直したという。

 その結果、13試合連続でコンビを組んできた高城とは違った配球パターンが有効だった。

 6回1失点で7勝目をもたらした内容に、他球団のスコアラーが「だいぶ変化球を使って、ストレートの良さを引き出した」と言えば、篠原投手コーチも「力で押すと言うよりも、うまくまとめた」と評した。

 ここまで戸柱が先発マスクをかぶった74試合で、チームは33勝38敗3分けと黒星が先行する。一方で、17試合の嶺井は12勝4敗1分けと最も勝率が高く、浜口の「専属捕手」として13試合に先発してきた高城は7勝6敗だ。

 ラミレス監督は「誰を使うかは攻撃的か、守備的かで決めている」と、主に相手先発投手の左、右によって、戸柱と嶺井の起用を判断。嶺井は対左投手の試合で13度先発し、10勝2敗1分けだ。嶺井は「チームで左投手をよく打っているから、自分の勝率が良くなっているだけ」と謙遜するが、光山バッテリーコーチは「相手を考えて、誰が一番勝てる捕手なのかを考えて起用してほしいと監督には言っている」と説明する。

 ただシーズン終盤に向けて、バッテリー間の相性の良さをどう見極めるかも、今後の鍵となるだろう。例えば井納は今季18試合で4勝6敗だが、戸柱と組んだ13試合で2勝6敗、防御率4・24、嶺井と組むと2勝0敗、防御率1・97と結果は大きく異なっている。

 強気で繊細な配球と強打が光る戸柱を軸に、嶺井をどう起用するのか。首脳陣の読みも試されていく。



シェアする