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湯本~強羅開通100年
箱根登山鉄道の軌跡(9) “奇策”で課題克服

話題 神奈川新聞  2019年06月15日 19:00

小田急乗り入れ(1950年)

 アイオン台風の爪痕が残る1950(昭和25)年8月1日、暗雲を吹き飛ばす話題が広がった。箱根登山線箱根湯本駅への小田急電鉄の乗り入れが始まったのだ。

傘下入りで進展


箱根湯本駅に乗り入れた小田急の電車から降りる乗客 =1950年8月(箱根登山鉄道提供)
箱根湯本駅に乗り入れた小田急の電車から降りる乗客 =1950年8月(箱根登山鉄道提供)

 48年に東急電鉄から分離独立した小田急電鉄は収入増を図るため、その年の10月、新宿-小田原間のノンストップ特急列車の運転を週末に再開した。翌年からは「ロマンスカー」のはしりである特急専用車を毎日1往復させた。

 小田急にとって箱根湯本駅への乗り入れは長年の悲願だったが、運営母体の関係や社会情勢などで具体化しなかった。48年に箱根登山鉄道(小田原市)が小田急グループに入ったことから急速に具体化。登山鉄道側も、大都市・東京の観光客を箱根に直接呼び込めることは大きなプラスになると期待した。

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