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お薦めの本、熱く紹介 横浜で「ビブリオバトル」

話題 神奈川新聞  2019年06月09日 05:00

バトラー(左)の話に聞き入る観覧者ら=8日午後、横浜市中区の日本新聞博物館
バトラー(左)の話に聞き入る観覧者ら=8日午後、横浜市中区の日本新聞博物館

 お薦めの本を紹介し、最も読みたくなった本を選ぶ「ビブリオバトル」や、元新聞記者の講演を通じてメディアについて考えるイベントが8日、横浜市中区日本大通のニュースパーク(日本新聞博物館)で開かれ、約30人が参加した。本や新聞に関心を向けてもらおうと、有隣堂と同館が主催した。

 ビブリオバトルは、「バトラー」と呼ばれる複数の発表者がそれぞれ一冊、お薦めの本を5分間でプレゼンし、観覧者が最も読みたい本に投票して「チャンプ本」を決めるゲーム。企画した有隣堂の市川紀子さん(44)は「紹介する本のテーマを『グルメ』や『お酒』などとすることで幅広い層の人に参加してもらえる」と話す。

 今回のテーマは「メディア」で、チャンプ本には「午前0時のラジオ局」(村山仁志著、PHP文芸文庫)が輝いた。都内に住むラジオディレクターの川崎隆章さん(54)が本のあらすじを手早く紹介、ラジオで読まれる投稿やニュースなどの情報について観覧者に問い掛けた。

 「情報って何でしょう。起きた事象の断片を、ぺりっとはがし、しかしそれだけではただのデータ。そこに『思い』を載せることで情報になると思う。この本を読んでそんなことを考えた」などと紹介。川崎さんは「本は時代を反映している。本を介して時代を感じられて楽しかった」と話した。

 また、元毎日新聞記者で同館新聞製作マネジャーの河出卓郎さんが講演。改元に関して新聞がどのように伝えたかを解説した。


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