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川崎市内初の子育て複合施設 川崎区に9月開所

政治行政 神奈川新聞  2019年06月07日 05:00

今年9月にオープン予定の川崎区保育・子育て総合支援センターのイメージ図(川崎市提供)
今年9月にオープン予定の川崎区保育・子育て総合支援センターのイメージ図(川崎市提供)

 川崎市は、市内初となる「保育・子育て総合支援センター」を川崎区に整備する。保育所と地域子育て支援センターの複合施設で、9月の開所を予定。ワンストップで対応することで子育て支援の充実を図るほか、保育士の研修の場としての活用も想定している。川崎区を皮切りに、今後は各区にも同様のセンターを設けていく方針だ。

 複合施設は、川崎区大島4丁目の市立向小学校敷地内に整備。もともとこの場所にあった「地域子育て支援センターむかい」を建て替えた上で、同校から約360メートル離れた公設公営の大島乳児保育園も移転させて1カ所に集約する。

 建物は2017年度に着工し、今年8月の完成を見込んでいる。鉄骨4階建てで、延べ床面積は約1600平方メートル。1、2階には保育室、医務室、面談室などが入り、3階に地域子育て支援スペース、研修室、総合事務室を設ける。4階部分は屋上園庭となる。

 市の担当者は「小学校の敷地内に子育てに関する施設が集まることで連携がより密になり、さまざまな相談がワンストップでできる」と話す。また、従来は区役所で行っていた保育士の研修会を複合施設内で実施。実際の保育現場で取り組むことで、「机上ではなく、実践的な研修で保育士の資質向上につなげたい」と期待する。

 市は12年度、新たな公立保育所のあり方基本方針をまとめ、各区に「保育・子育て総合支援センター」を整備する目標を掲げていた。共働き世帯が増え、子育てで孤立感や不安感を抱く家庭へのフォローが急務なことが背景にある。大島乳児保育園の老朽化に伴い建て替えが必須だったことから、第1弾として白羽の矢が立った。

 市は現在、同様の複合施設を中原区内にも設ける方向で調整を進めている。今後は市内に29カ所ある公設公営の保育所のうち、各区に1園ずつある「センター園」を複合施設化の対象に位置付け、子育て支援センターの併設を検討していくとしている。


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