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半世紀ぶりに条例の誤字を修正 大磯町、再三の指摘受け

政治行政 神奈川新聞  2019年05月30日 05:00

 1974年の制定以来、誤字で条文の意味が通じないまま運用されていた大磯町の条例が約半世紀ぶりに修正されることになった。同町議会は28日、大規模災害時に被災者らに支払われる「災害弔慰金条例」改正案を賛成多数で可決した。

 誤字があったのは災害で障害を負った場合に支払われる災害障害見舞金について定めた第9条の条文。支給対象について「町民が災害により負傷し、又は疾病にかかり、治ったとき(その症状が固定したときを含む。)」としなければいけないところ、「含む」を「合む」と記載していた。

 同条例はこれまで8回改正されたが、誤字のある条文は一度も修正されなかった。町担当者によると、見舞金が支給されたケースはないが、「誤字によって条文が無効になることはない」という。

 今回の改正は国の法改正により、被災者への貸付金の規定を変更するために町が提出。町側は当初、本会議の議案説明で誤字については触れなかったが、議員から再三指摘され、誤りを認めた。指摘した議員は「見過ごしてきた議会も大恥だが、ミスをした町もしっかり謝罪すべきだ」と行政の姿勢をただした。


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