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熱中症で搬送 前週の4倍に 県内は74人

社会 神奈川新聞  2019年05月29日 05:00

 総務省消防庁は28日、熱中症のため20~26日の1週間に全国で2053人が救急搬送されたとの速報値を発表した。前週(13~19日)の約4倍で、死者は4人だった。

 週末を中心に全国的に晴れの日が続き、5月としては記録的な猛暑となったのが要因とみられる。消防庁の担当者は「小まめな水分補給と、涼しい場所で休むよう心掛けてほしい」と話している。

 搬送者数を都道府県別に見ると、東京が185人と最多で、愛知136人、埼玉127人と続いた。高齢者が全体の43・7%を占めた。

 死者は青森、宮城、群馬、大阪でそれぞれ1人だった。3週間以上の入院が必要な重症は28人、短期入院が必要な中等症は504人だった。

 1日の搬送者数が814人と最も多かった26日は、全国926観測点のうち北海道を中心に53地点が35度以上の猛暑日となった。

 県によると、県内で20~26日に熱中症のため救急搬送されたのは74人。今年初の真夏日となった25日が37人と半数を占め、26日には海老名市内で90代の女性が重症となった。

 年齢別の内訳は、全体の37・8%に当たる28人が高齢者。18歳以上65歳未満の成人が25人、7歳以上18歳未満の少年は20人、乳幼児1人だった。重症1人のほかは、中等症25人、軽症48人だった。

 地域別で最も多かったのは横浜市の22人。川崎市の11人、相模原市の8人が続いた。

 県消防課は「体が暑さに慣れていない時期に気温が上昇したため、搬送者が増えたと考えられる。今後も対策に努めてほしい」と呼び掛けている。


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