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“お試し居住”7月前倒し 海水浴シーズンにらみ、三浦市

政治行政 神奈川新聞  2019年05月29日 05:00

トライアルステイの使用予定物件の1つ、「澤田痴陶人美術館」4階の部屋(三浦市提供)
トライアルステイの使用予定物件の1つ、「澤田痴陶人美術館」4階の部屋(三浦市提供)

 三浦市は本年度、市内の空き物件に試しに居住する事業「トライアルステイ」の開始時期を、7月に前倒しする。海水浴シーズンに滞在してもらうことで、市の魅力をより感じてもらうのが狙い。また6月に都内でプレイベントを初めて開き、若い世代へのアピールも強化する。 

 市は、人口減に歯止めがかからず、空き家も増えている現状を改善するため、空き家に住んで短期間、滞在してもらい、市内への移住へとつなげる事業を2015年度から始めた。

 当初は秋から冬にかけて実施してきたが、参加者から夏を希望する声が多く寄せられたため、開始時期を昨年、8月に前倒ししたところ、30~40代の夫婦の完全移住につながった。市の担当者は「夏は三浦の魅力を実感するには良い季節」と説明。本年度はさらに海水浴シーズン真っただ中の7月に早めた。

 加えて、若い世代への発信も強化する。18年度までに関東近郊などから88世帯が参加したものの、50~60代が多かった。そこで若年層向けのプレイベントを6月15日に東京都千代田区の貸しスペースで初めて開く。事業を利用して移住した市民らに市の魅力を語ってもらうほか、地場産の食材を使った料理を振る舞う予定だ。担当者は「都心から近く、自然豊かで気候も良い三浦での生活を体験してもらえたら」と参加を呼び掛けている。

 本年度は7月から来年1月まで五つの期間に分け、約3週間か約1カ月、市内に滞在してもらう。空き物件は、木造2階建て住宅や1、2階に美術館を構える建物上階のマンションタイプなど、運営を委託された「シー・エフ・ネッツ」(鎌倉市)が所有する六つの物件から選ぶ。またテレビや冷蔵庫など生活に必要な家電は同社が用意する。

 定員は30世帯。参加時に6万5千~7万5千円を払う。応募期間は、7~8月の第1、2期は7月1日まで、9月以降の第3~5期は8月1日まで。市ホームページに詳細を記載している。問い合わせは、市市長室電話046(882)1111。


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