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「笠懸」、的は30センチ四方 三浦一族しのび、妙技披露

話題 神奈川新聞  2019年05月27日 11:46

道寸祭りで披露された笠懸=荒井浜海岸
道寸祭りで披露された笠懸=荒井浜海岸

 三浦半島を拠点にした中世の武家・三浦一族をしのぶ「道寸祭り」が26日、荒井浜海岸(三浦市三崎町小網代)で開催された。流鏑馬(やぶさめ)、犬追物(いぬおうもの)と並ぶ三大古弓馬術の一つとされ、三浦一族のお家芸として伝えられる「笠懸(かさがけ)」が披露。来場者約3500人(主催者発表)が伝統の妙技に見入った。 

 市や市観光協会などでつくる実行委員会の主催で、今回で42回目。供養祭や市民有志による詩吟、和太鼓演奏に続き、笠懸が行われ、大日本弓馬会(鎌倉市)所属の男女8人が射手を務めた。

 馬5頭が砂浜の馬場往復約300メートルを疾走し、馬上の射手は50センチ四方の的2枚をめがけて真横から、30センチ四方の的2枚に向けて斜め上方向からそれぞれ弓を放った。射手の1番手「貫頭」は弓馬軍礼故実武田流師範の小池義明さんが務め、射手らが次々と矢を的に命中させると、来場者から大きな歓声が上がった。

 姉(76)と訪れた地元の主婦(72)は「的に気持ちよく矢を当てていて、素晴らしい技」と笑顔を見せた。


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