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減災新聞 八洲学園大で7月から
〈知る・深める〉「防災士」養成の研修機関に

減災 神奈川新聞  2019年05月26日 11:31

八洲学園大の水戸部学長(左)と防災士養成講座を担当する山本講師 =横浜市西区
八洲学園大の水戸部学長(左)と防災士養成講座を担当する山本講師 =横浜市西区

 「防災士」の資格取得に向けた養成研修の実施機関として、通信制大学の八洲(やしま)学園大(横浜市西区桜木町)が認証された。県内唯一の研修機関で、7月に第1弾の養成講座を開講する。「地域や職場の防災力を高めよう」と受講者を募っている。

 1995年の阪神大震災を機に創設された防災士は、自助や共助の担い手として備えに取り組むとともに、防災のリーダーとして活動することが期待されている。認定NPO法人「日本防災士機構」によると、取得者は全国で17万3611人(4月末現在)。2011年の東日本大震災以降、大幅に増えている。

 「全国各地で災害が相次ぐ中、身近な場で研修を受けられるようにしたかった。関連分野の学びにもつなげられるようにしたい」と水戸部優子学長。全国では自治体や大学など約90の機関が研修を実施しているが、神奈川県内は1カ所もなかったという。

 初となる養成講座は、7月13、14日の2日間にわたって同大で開く。被害想定や災害医療、津波の仕組み、ボランティア、復興などに関する講義と、避難所運営ゲームの演習があり、最後に試験が行われる。資格を得るには、試験に合格することに加え、消防署などで普通救命講習を修了する必要がある。

 講座を担当する山本大樹講師は「防災士は誰でも受けられる。その養成を通じて意識を高め、被害軽減への一歩にしたい」と話す。

 受講料は一般が3万9800円、学生2万9800円(教本、試験料含む)。八洲学園大のウェブサイトなどから申し込む。問い合わせは、同大公開講座担当電話045(317)4401。


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