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微小地震が増加、小噴火警戒続く 箱根山

社会 神奈川新聞  2019年05月24日 05:00

 活発な火山活動が続く箱根山(箱根町)で23日、微小な火山性地震がやや増加した。地震活動の中心は駒ケ岳付近に移ったが、気象庁は「回数が増減し、地震の起きる地域が変わることは珍しいことではない」と説明。引き続き大涌谷で小噴火の可能性があるとして警戒を呼び掛けている。

 気象庁の発表によると、同日の地震回数は午後5時までで8回。19日に噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げられた後では低調だった21、22日(各2回)と比べ、やや多い状態となった。5月の地震活動は芦ノ湖西岸が中心だったが、この日は4月以前に多かった駒ケ岳付近を震源とする地震の発生が目立った。

 より規模の小さい地震も捉える県温泉地学研究所の観測でも、23日は午後5時までで11回が確認された。

 温地研の本多亮主任研究員は「今回の地震活動の領域は、2008~09年の群発地震の時と似ている」と指摘。当時は温地研観測で千回余りの地震があったものの、噴火には至らなかった。


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