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サッカーU-20ワールドカップ
5人の若き県内Jリーガー 世界へ雄飛の刻

スポーツ 神奈川新聞  2019年05月23日 21:09

日本時間24日 午前3時半キックオフ

 5月23日にポーランドで開幕するサッカーのU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)に、神奈川県内Jリーグクラブから過去最多タイの5選手がメンバー入りした。いずれも将来のサッカー界を背負うと期待されるスター候補ぞろい。2大会連続で出場する日本の上位進出に貢献すれば、世界へと羽ばたくチャンスも開けてくる。


サッカーU-20W杯ポーランド大会 日本の試合日程
サッカーU-20W杯ポーランド大会 日本の試合日程

斉藤未月(湘南)「泥くさい10番に」


主将と背番号10、二つの大役を担う湘南・斉藤未=8日、BMWスタジアム
主将と背番号10、二つの大役を担う湘南・斉藤未=8日、BMWスタジアム

 今や湘南に欠かせない若きボランチは、代表のユニホームに着替えようとも泥くさいスタイルを貫く。背番号10を任され、主将も担う斉藤未月は「新しい10番の形を見せたい」と目をぎらつかせる。

 12日のリーグ戦第11節大分戦。3位のチームに敗れはしたが、果敢なプレスはボールを持った相手に前を向かせず、ボールをさらって攻撃のスイッチを入れる姿勢はチーム全体を後押しした。

 「10番といえばパスの技術でゲームメークする印象だけど、僕は泥くさくボールを奪う。モドリッチ(クロアチア)ではなくフランス代表のカンテが10番を付けているイメージ」。思い描き続けた理想像を体現する舞台は整った。

 そのエースナンバーは、南米選手権に出場するフル代表入りが有力な安部(鹿島)に代わって「僕に回ってきた」とみている。主力と目された選手たちが抜けたからこそ思うことがある。「目標は世界一。日本が優勝したら僕らの世代が世間からどう見られるか。今から楽しみ」。新たな黄金世代をけん引する。


 さいとう・みつき MF。少年チームの藤沢FCから湘南の育成組織に進み、2016年にプロ契約。166センチ、66キロ。藤沢市出身。20歳。


斉藤光毅(横浜FC)「インパクト残す」


クラブ初のU-20W杯日本代表メンバーに選ばれた横浜FCのMF斉藤光=8日、横浜市保土ケ谷区のLEOCトレーニングセンター
クラブ初のU-20W杯日本代表メンバーに選ばれた横浜FCのMF斉藤光=8日、横浜市保土ケ谷区のLEOCトレーニングセンター

 クラブの歴史をまた一つ、17歳の若者が塗り替えようとしている。昨夏に最年少デビューを果たした斉藤光毅が、横浜FCの選手として初めて本大会のピッチに立つ。周りは年上の選手ばかりだが「年齢は関係ないし、すごくいいチームになると思う」と気後れする様子を見せない。

 2017年のU-17(17歳以下)W杯でもメンバー入りしたが、鎖骨骨折の影響で開幕直前に無念の離脱。「悔しさをぶつけるという特別な気持ちもある」と意気込む3年越しの世界舞台だ。

 左サイドを主戦場とする右利きのアタッカー。「チームメートから『おまえに仕掛けられると嫌だ』と言われるのが自信になる」と話すように、内に切れ込むと分かっていても止められないドリブルが最大の持ち味だ。

 同い年でフル代表招集が見込まれる久保建(FC東京)は不在。代わって、中学時代からのライバルでC大阪入り内定の西川(桐光学園高)とともに17歳コンビとして注目される。「得点とかアシストとか、目に見える結果で世界にインパクトを残したい」と自覚も十分だ。


 さいとう・こうき MF/FW。犬蔵SC(川崎)から横浜FCの育成組織に進み、昨夏に当時16歳11カ月11日でJ2初出場。170センチ、61キロ。17歳。


山田康太(横浜M)「可能性広げられる」


初の世界大会に挑む横浜MのMF山田=7日、新横浜公園球技場
初の世界大会に挑む横浜MのMF山田=7日、新横浜公園球技場

 トリコロールのユニホームに袖を通して10年余り。華麗なプレースタイルに甘いマスクも加わり「ハマのプリンス」と呼ばれる。山田康太は「世界を相手にどんなプレーができるか、自分でもすごく楽しみ」と期待だけを持って大舞台へ挑む。

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