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大名行列で「箱根は元気」 26日から関所400年行事

話題 神奈川新聞  2019年05月23日 05:00

6カ所を巡ると浮世絵風の「箱根湖水図」が出来上がるスタンプラリー
6カ所を巡ると浮世絵風の「箱根湖水図」が出来上がるスタンプラリー

 江戸時代の四大関所の一つ、箱根関所(箱根町箱根)の設置400年を記念する行事が26日に幕を開ける。目玉の大名行列では総勢約100人が芦ノ湖畔を練り歩く。19日に箱根山の噴火警戒レベルが引き上げられたが、立ち入り規制は大涌谷周辺に限定されていることから記念行事は予定通り開催。主催する実行委員会は「祭りを盛大に行うことで箱根が元気だということを示したい」と意気込んでいる。

 箱根関所は1603年ごろには設置されていたとみられ、19年に現在の場所に移転。治安維持のため人の往来や物流を取り締まった。明治政府となった1869年に関所制度は廃止され、火災などもあり、その後取り壊された。1922年に跡地が国指定史跡となり、65年に一部を再現。2007年には完全復元された現在の施設が完成した。

 例年秋に行われる大名行列だが、「400年にふさわしい行事」(実行委)として企画。26日は保存会メンバーら約100人が藩主や奴(やっこ)、弓隊などに扮(ふん)して箱根神社から箱根駅伝のゴール地点までの約2・4キロを練り歩く。関所では当時の検査をコミカルに再現した芝居や和太鼓演奏などが披露される。歌手で「はこね親善大使」の八代亜紀さんも行列に参加する。

 また、26日から8月31日までスタンプラリーを開催。箱根駅伝ミュージアムや恩賜箱根公園など6カ所を巡って異なる色のスタンプを重ね押すと、浮世絵風のカラフルな「箱根湖水図」が出来上がる。

 10月以降も、江戸幕府が全国50カ所以上に設置した関所の歴史や現在の様子を紹介する企画展のほか、シンポジウムなども催される。

 地元住民や町、町観光協会などでつくる実行委の松井大吉会長(75)は「大名行列が関所や(湖畔の)杉並木を通る様子は絵になる」とPR。火山活動による観光への影響が懸念されることには「(活発化した4年前は)住民を含め箱根全体がしゅんとしてしまったが、100年に1度のイベントを通じて箱根の元気な姿をアピールしたい」と話している。

 大名行列は午前10時から午後2時40分ごろまで。詳細は特設ホームページで確認できる。問い合わせは、実行委電話0460(83)6635。


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