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カナダ撮影の集大成 写真家・吉村和敏さん写真展

カルチャー 神奈川新聞  2019年05月21日 16:29

「今のカナダを伝えたい」と話す吉村和敏さん=富士フイルムフォトサロン
「今のカナダを伝えたい」と話す吉村和敏さん=富士フイルムフォトサロン

 写真家・吉村和敏さん(51)がカナダ各地の多彩な表情を捉えた写真展「Du CANADA(デュ カナダ)」が、東京・六本木の富士フイルムフォトサロンで開催中だ。23日まで。入場無料。

 昨年、1年をかけて撮影したカナダの風景や都市の表情など70点を展示。雄大な自然や美しい教会などが色鮮やかに切り取られており、吉村さんが向ける温かいまなざしが感じられるのも魅力の一つだ。

 今年2月に発売した写真集「Du CANADA」(日経ナショナルジオグラフィック社、3456円)には、約120点を収めた。

 同写真集は、30年にわたってカナダを撮影してきた集大成。「赤毛のアン」で有名な東部のプリンスエドワード島には21歳のとき、1年間暮らし、写真家としてのデビューのきっかけをつかんだ。以来、世界各地で撮影を行いながら、3年に1度はカナダに足を運んできた。

 「50歳を前にして、カナダの西から東を網羅した写真集を作りたいと思った。北のツンドラの紅葉やユーコンなど、まだ行ったことがない場所もあった。よく知っている東部では木が成長して絵になるポイントが変わっていたことも。30年前との変化を感じながら旅をした」と吉村さん。撮影時の思いもエッセーとしてつづった。

 「自然もだが、いろんな人種が暮らしながらも、みんな仲良く過ごしているところがカナダの魅力。アメリカファーストのような考え方が一切ない」と、“第二の故郷”を誇りに思っている。

 写真展は午前10時から午後7時(23日は午後2時)まで。問い合わせは同サロン☎03(6271)3351=午前10時~午後6時。


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