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伝説の大道芸人ギリヤークさん 横浜で大病越えて米寿の舞

話題 神奈川新聞  2019年05月21日 11:34

横浜公演で「念仏じゃんがら」を熱演するギリヤークさん=18日、六角橋商店街
横浜公演で「念仏じゃんがら」を熱演するギリヤークさん=18日、六角橋商店街

 創作舞踊が「祈りの踊り」と評され、街頭で公演を続けて50年になる大道芸人ギリヤーク尼ケ崎さん(88)が18日夜、横浜公演を六角橋商店街(横浜市神奈川区)で行った。約500人の観客の中に車いすで現れたギリヤークさんは、パーキンソン病で震える手足を懸命に動かし、五つの演目で米寿の舞を披露した。

 亡き母や妹への思いを込めた未完の舞踊「念仏じょんがら」は、録音した津軽三味線の音色に合わせて数珠を振り回すなど鬼気迫る表情で観客に迫った。「よされ節」では盟友のパフォーマー黒田オサムさん(88)をはじめ観客が次々に踊り出し、会場が一体になった独特の世界観が広がった。

 ギリヤークさんは1968年以来、国内外の路上や被災地で公演してきた「伝説の大道芸人」。横浜でも親しまれており、六角橋では2005年ごろから公演を続けている。「日本人の心にある情念の世界をこれからも踊っていきたい。(来年の)東京五輪でもぜひ踊りたい」と話した。


横浜公演で熱演するギリヤークさん=18日、横浜市神奈川区
横浜公演で熱演するギリヤークさん=18日、横浜市神奈川区

横浜公演で、車いすに乗って熱演するギリヤークさん=18日、横浜市神奈川区
横浜公演で、車いすに乗って熱演するギリヤークさん=18日、横浜市神奈川区

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