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ママの交流新拠点 中井のNPO 高齢者向け配食構想も

話題 神奈川新聞  2019年05月19日 05:00

ダイニングキッチンで弁当の盛り付けなどを行うスタッフ=中井町遠藤のれいんち
ダイニングキッチンで弁当の盛り付けなどを行うスタッフ=中井町遠藤のれいんち

 中井町を中心に多世代交流などを行っているNPO法人「子育ての輪Lei」(海野美和理事長)の活動拠点「れい(Lei)んち」が同町遠藤に正式オープンした。現在は“試運転”として弁当作りやダイニングでの子連れママの交流などを行っている。6月からは学習や趣味の課題に取り組む「自習カフェ」やレンタルスペースなどをスタート。将来的には高齢者向け配食サービスも予定し、子育てママの雇用拡大も狙う。 

 「れいんち」は、長期間使われていなかった一軒家を借り受け、メンバーらが1階部分を改修して完成させた。広々としたダイニングキッチンや和室の活動スペースがある。

 4月のオープンから現在までは、キッチンで弁当を作り、近隣住民らに販売。ダイニングでは、幼稚園などに子どもを預けた母親や親子連れなどが交流を楽しんでいる。

 弁当作りなどに最大で8人のスタッフが出ているが、子どもの体調を第一にしているため、休みも多い。まだ利益は出ておらず、ほぼボランティアでの活動というが、同会は「(育児休業から)社会復帰する前の肩慣らしにしてもらえれば」と話す。

 6月からは、学習や趣味などの課題を持参する「自習カフェ」(毎週水曜)を始める。サークル活動などのためのレンタルスペースや、作品を委託販売するレンタルボックスも始める。

 カフェの利用などには会員券(千円)を導入し、1回の利用でスタンプ1個(100円分)が押され、10個すべてたまるとワンドリンクサービスとなる。「一つずつやっていきたい」と海野理事長。

 弁当販売について、将来的には高齢者向けの配食サービスに発展させたいという。それをきっかけに訪問してもらい、新拠点を中心とした地域コミュニティーに参加してもらうのも狙いの一つ。子育てママの雇用拡大も視野に入れるが、収入などは二の次で「作業が外出のきっかけとなり、子育ての不満なども話せてストレス解消の場にもなれば」と期待する。

 問い合わせは、同会電話080(2047)6633=留守番電話にメッセージを入れる。


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