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「令和」コーナー設置、川崎市資料室 地名切り口に紹介

話題 神奈川新聞  2019年05月15日 12:01

万葉集や古代の地名に関する資料が並ぶ =高津区の市地名資料室
万葉集や古代の地名に関する資料が並ぶ =高津区の市地名資料室

 新元号「令和」にちなんだ特別コーナーが、川崎市高津区の市教育委員会地名資料室に開設されている。典拠となった日本最古の歌集、万葉集をはじめ、万葉集で詠まれた市内外の地名に関する研究資料など約50点を展示。地名を切り口に古代史に触れることができる。

 万葉集には、川崎市内に関する歌も収められている。現在の市域に役所が置かれた「橘樹(たちばな)郡」の防人(さきもり)が詠んだ歌や、多摩川を舞台とするものもあり、そうした歌が作られた理由や背景を考察した資料が特別コーナーには並ぶ。

 併せて川崎市史や古代史に関する専門書、7~10世紀の橘樹郡の役所跡などで、国指定史跡「橘樹官衙(かんが)遺跡群」の調査報告も展示。万葉集を糸口に、古代の川崎にも理解を深めてもらう狙いだ。

 区内の史跡巡りマップなども提供されており、市教委の担当者は「企画を通して地元の歴史に関心を持っていただき、実際に史跡を巡ってもらいたい」と話している。月曜休室で31日まで。問い合わせは同資料室電話044(812)1102。


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