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「挑戦」の決勝弾 横浜鴨居が初の栄冠 中学軟式野球

スポーツ 神奈川新聞  2017年08月01日 11:00

【県中学校総合体育大会 軟式野球決勝】5回に決勝のランニング3点本塁打を放って生還する鴨居・村松(右端)=横須賀スタジアム
【県中学校総合体育大会 軟式野球決勝】5回に決勝のランニング3点本塁打を放って生還する鴨居・村松(右端)=横須賀スタジアム

 4-4の五回1死二、三塁。横浜鴨居の3番村松は読み通りの膝元に落ちる変化球をすくい上げた。打球はレフトの頭上を越えた。

 一塁を蹴って、二塁へ。フェンス際で転々とする打球が視界に入ると「いける」。スピードを緩めず本塁へ。公式戦初ホームランは決勝のランニング3ランだった。

 チームの7安打のうち、3ランのほかは適時打は1本だけ。鋭い打球が敵失を誘い、得点につなげた。森淳一監督(33)も「中軸には柵越えのパワーはあるけど、振り回して打ち上げれば意味がない」と鋭いライナーを意識させた。

 日々の打撃練習のたまものだが、キャプテン上田いわく「練習の半分はバント」。グラウンド全面が使えるわずかな時間はシート打撃に充て、限られた本数に集中力を注いだ。他の部活動がひしめく片隅で行うバント練習で指揮官は「バントもバッティングもミートポイントは同じ」と打撃に結びつけて意識させた。

 ヒーローは「ずっと優勝したかった。関東大会も打ってはい上がる」と屈託なく笑う。合言葉の「挑戦」を胸にまた快音を響かせる。

 第51回県中学校総合体育大会(県中学校体育連盟など主催、神奈川新聞社など後援)第5日は31日に行われ、軟式野球は横浜鴨居が大野北を9-4で下して初優勝を果たした。


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