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“児童の安全”見守り2年半 三浦市の鈴木さんに感謝状

話題 神奈川新聞  2019年05月14日 05:00

感謝状を贈られた鈴木さん(中央)=4月26日、三崎署
感謝状を贈られた鈴木さん(中央)=4月26日、三崎署

 三浦市立初声小学校(同市初声町下宮田)に通う児童らの安全を見守り続けている男性がいる。登校日に学校近くの交差点に欠かさず立ち、子どもたちに声を掛けている。2年半近い活動に、市交通安全協会と三崎署が今春、感謝状を贈呈した。

 「おはよう!」

 大型連休明けの8日、午前7時半すぎ。いつものように、鈴木政司さん(73)=同市初声町高円坊=の明るい声が交差点に響いていた。黄緑色のベストを着用し、「横断中」と記された黄色の旗を持った鈴木さんに、登校してくる子どもたちも元気に朝のあいさつを返していた。

 不動産管理業の鈴木さんがボランティアで児童らの登校の安全を見守り始めたのは2016年12月。民生委員になったことがきっかけだ。


交差点に立ち、登校する児童らを見守る鈴木さん(左)
交差点に立ち、登校する児童らを見守る鈴木さん(左)

 以前から同校正門から約160メートル離れた信号機のない五差路交差点を危険と感じていた。孫が同小に通っていたこともあり、登校日の午前7時半から8時ごろまで、交差点に毎朝立つようになった。

 鈴木さんや署によると、交差点は車の往来が激しい上、緩やかなカーブで見通しが悪く、横断歩道がない部分もある。歩道沿いには電柱が立って植え込みが茂り、幅員が30センチにも満たない箇所があり、車道にはみ出して歩く児童もいる。

 子どもたちが安全に交差点を渡れるよう、鈴木さんは旗を持って車道に立っているほか、車道に出ずに済むよう歩道の植え込みを刈るなどもしている。

 鈴木さんの活動に、署などは4月26日、感謝状を贈った。署によると、鈴木さんが活動を始めてから、登校時間中に交差点で事故は起きていない。深澤慎一署長は「頭が下がる思い」と謝意を示し、鈴木さんは「せめて小学2年の孫が卒業するまでは続けられたら」と話した。


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