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意欲的な大作ずらり 神奈川二紀展、支部長しのぶ

話題 神奈川新聞  2019年05月10日 05:00

亡くなった北久美子支部長の作品に見入る来場者=横浜市民ギャラリーあざみ野
亡くなった北久美子支部長の作品に見入る来場者=横浜市民ギャラリーあざみ野

 美術団体「二紀会神奈川支部」に所属するメンバーらが、日頃の研さんの成果を発表する「第50回神奈川二紀展」が、横浜市民ギャラリーあざみ野(同市青葉区)で開催中だ。6日に急逝した北久美子支部長の作品も並び、来場者は生前の活躍ぶりをしのんでいる。13日まで。入場無料。

 65人による絵画と彫刻90点を展示。新しい絵画への挑戦の場として、意欲的に取り組まれた大作が多い。本部の二紀会で理事長を務める山本貞さんの緑鮮やかな風景画や、同会の委員で精力的な活動で知られる遠藤彰子さんのユニークな構図の作品なども並ぶ。

 北支部長の作品は、4月下旬に行われた別の展示のために準備していたという3点。いずれも、水平線や地平線が特徴的な風景の中に、色鮮やかなクジャクや植物が描かれた印象的な作品で、張り詰めた空気感が漂う。

 同会会員の岸本凌幾さんは「色の使い方や構図の取り方を大事にしていて、支部員への指導は厳しかったが、終わるとすぐに笑顔で優しかった。これからもっともっと新しい具象絵画の世界を切り開いていっただろうと思うと残念だ」と思いがけない死を悼んだ。

 「五十回記念賞」には、野菜をモチーフに緻密な作品を描いた野島友之さんが選ばれた。

 問い合わせは同支部事務局の吉川和美さん電話045(973)0796。


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