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矢向中の築山が初V 体操男子個人総合 県中学総体

スポーツ 神奈川新聞  2017年07月29日 11:54

【体操男子個人総合】初優勝に輝いた築山翔馬(矢向)=秦野市総合体育館
【体操男子個人総合】初優勝に輝いた築山翔馬(矢向)=秦野市総合体育館

 第51回県中学校総合体育大会(県中学校体育連盟など主催、神奈川新聞社など後援)第2日は28日、横須賀市南体育会館ほかで体操、バドミントンなど12競技に熱戦を繰り広げた。

 体操団体の男子は松本が初優勝、女子は末吉が2連覇を果たした。個人総合の男子は築山翔馬(矢向2年)、女子は辻前綾里(末吉3年)が初優勝し、新体操の個人総合は坂本美彩(新町3年)が2年連続の栄冠に輝いた。卓球団体の男子は大沢が初優勝、女子は横浜隼人が15年連続15度目の頂点に立った。バドミントン団体の男子は本郷が初優勝、女子は大谷が2連覇を達成した。

痛み耐え 攻めの演技


 体操男子で個人総合優勝を果たした矢向2年の築山は「今日はひとまず、全ての力を出し切れた」と笑顔を見せながらも、「まだまだこんなレベルじゃ駄目」と気を引き締めた。

 前日の規定は「失敗を恐れていた」というが、「ここで自分の満足できる演技をしなければ上のレベルで勝てない」と気持ちを切り替え、自分を信じて攻めていった。

 右手首や肩などに痛みを抱えての出場。所属する鶴見ジュニア体操クラブの水口晴雄コーチに「練習量は誰にも負けない。自信を持って行け」と背中を押されて「痛みを忘れて、やるしかない」と臨めたという。

 この日は鉄棒で得意の伸身ムーンサルトを決めて会場を沸かせ、「気持ちが乗った」といい流れをつかめた。

 昨年の全中では22位。「今年こそ優勝を」と闘志を燃やす。同コーチがかつて指導し、リオデジャネイロ五輪で団体の金メダル獲得に貢献した田中佑典(コナミ)のような「美しい体操」をするのが夢だ。「関東大会では床で3回ひねりを決めたり、ノーミスで突き進みたい」。14歳は大舞台での高みを目指す。

女子は辻前が2冠


 「うれしい。ずっと目標にしてきたから」。体操の女子個人総合と団体総合の2冠を手にした末吉の3年辻前が頬を緩めた。跳馬で「強気で攻めた」と転回前宙を決めると、段違い平行棒と平均台でも「練習通りにやるだけ」と冷静に力を発揮した。

 昨年は団体で初優勝しながら、個人入賞を逃して悔しい思いがあったという。関東大会に向け、「今年こそ全国にいきたい」と誓っていた。


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