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「カレーの街」宣言20年目 横須賀市がPRに力

政治行政 神奈川新聞  2019年05月08日 05:00

上地市長、よこすかカレー大使の一条さんらが20周年の取り組みを発表した共同会見=横須賀市役所
上地市長、よこすかカレー大使の一条さんらが20周年の取り組みを発表した共同会見=横須賀市役所

 横須賀市が「カレーの街」を宣言して、今年で20周年を迎える。海軍ゆかりのカレーに着目した地域活性化の取り組みは、食による町おこしの成功例。市や地元経済界は、各種イベントや食品メーカーとのタイアップ商品開発などを企画し、節目の年を盛り上げていく予定だ。 

 市が「カレーの街宣言」をしたのは1999年5月。当時、他の旧軍港市は肉じゃがによる町おこしを競い合っていたが、海上自衛隊横須賀地方総監から「カレー発信の地として活用してみては」との提案を受けて決めた。

 市や商工会議所、海自などでつくる「カレーの街よこすか推進委員会」が99年に発足。海軍のレシピを元に復元したカレーを「よこすか海軍カレー」と名付け、市内飲食店での提供やレトルト、関連商品の販売などを進めてきた。15社でスタートした協力事業者数は現在100社を超えた。

 市は今年、「カレーの街よこすか」をさらに積極的に発信する構えだ。テレビなどでも活躍するカレー・スパイス料理研究家の一条もんこさんを「よこすかカレー大使」に任命。市内外で横須賀を売り込んでもらう。


今月発売される「よこすか海軍カレー味」のスナック菓子と即席麺
今月発売される「よこすか海軍カレー味」のスナック菓子と即席麺

 また大手食品メーカーとタイアップした、よこすか海軍カレー味の商品を13日から販売。エースコックは即席ラーメン・うどん(希望小売価格180円)を、ハウス食品はスナック菓子「オー・ザック」(同120円)を発売する。

 18、19の両日に三笠公園(同市稲岡町)で開かれる「よこすかカレーフェスティバル」は、同時にダンスフェスティバルも開催。訪日外国人の来場も増えていることから英語と中国語の通訳も置く。

 よこすか海軍カレー販売店舗のうち20店舗では18日から6月30日まで、20円を払えば細切りチーズやまぐろフライなどのトッピングのサービスを受けられる。

 4月9日に一条さんらと共同会見した上地克明市長は「官民が一体となって全国にPRし続けた結果、いまや横須賀といえばカレーのイメージが浸透した」と胸を張り、「今年は20周年に関する取り組みを次々と打ち出す。全力でカレーの街よこすかをPRする年にしたい」と意欲を示した。


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