1. ホーム
  2. 話題
  3. 端午の節句、伝統行事を紹介 綾瀬市の資料館でイベント

端午の節句、伝統行事を紹介 綾瀬市の資料館でイベント

話題 神奈川新聞  2019年05月06日 05:00

史跡紹介のVRなどを体験する来館者 =綾瀬市吉岡の神崎遺跡資料館
史跡紹介のVRなどを体験する来館者 =綾瀬市吉岡の神崎遺跡資料館

 かつて地域で見られた端午の節句を祝う伝統行事などを紹介するイベントが5日、綾瀬市吉岡の神崎遺跡資料館で開かれた。身近な歴史を再発見してもらおうと、同館が初めて企画。市民ら90人が訪れた。

 会場では、住民が端午の節句に合わせて揚げた1・8メートル四方の手作りの大凧(おおだこ)やこいのぼり、昔の様子を紹介した写真パネルが展示された。各家庭が生まれた男子の成長を願って名前を記した大凧は、昭和40年代ごろまで目久尻川沿いなどで盛んに揚げられたという。

 神崎遺跡の仮想現実(VR)や拡張現実(AR)の体験会も行われた。市が2018年度に湘南工科大(藤沢市)の協力を得て制作したもので、コンピューター・グラフィックス(CG)で集落内の生活を再現した。

 専用ゴーグルを着けて体験した市内の女性会社員(29)は「深さ約2メートルのV字型の環濠(かんごう)に降りて見上げる映像が興味を引いた。展示説明より、敵から集落を守っていた役割が感じ取れた」と話していた。

 同遺跡は、県内でも珍しい弥生時代後期の環濠集落跡が見つかった国指定史跡。発掘調査後に一部が保存され、18年4月に市の遺跡公園として全面オープンした。


シェアする