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小田原真鶴道路建設促進協議会
135号の渋滞緩和へ初の実証実験

話題 神奈川新聞  2017年07月25日 11:20

実証実験が行われる根府川交差点。県道740号(右奥から中央)から市道(右中央から手前)への進入を禁止し、海沿いの国道135号の渋滞緩和を図る(小田原市提供)
実証実験が行われる根府川交差点。県道740号(右奥から中央)から市道(右中央から手前)への進入を禁止し、海沿いの国道135号の渋滞緩和を図る(小田原市提供)

 休日を中心に行楽地帰りの車が列をなしている、西湘バイパス石橋インターチェンジ(IC)から真鶴道路真鶴料金所までの国道135号上り線(約6・5キロ)。その渋滞を緩和するための実証実験が30日、小田原市内で行われる。混雑を避け、並行する市道に迂回(うかい)した車がIC手前で135号に合流することで、渋滞を引き起こしていると分析。市道を1日だけ進入禁止にし、海岸線を走る道路の渋滞解消に効果があるかを検証する。

 実証実験を初めて行うのは「小田原真鶴道路建設促進協議会」。小田原市、真鶴、湯河原各町などで構成され、西湘バイパスを同市根府川まで延伸させる活動を続けている。

 進入禁止にするのは、135号の根府川交差点につながる県道740号から枝分かれした市道。本来は米神地区の住民が利用する生活道路で、30日午前7時から午後7時までの12時間、県道から市道への進入を禁止する。

 促進協事務局の市建設政策課によると、135号の渋滞を避けようと、135号とほぼ並行する市道に県道から進み、約1・6キロ先の石橋IC近くの信号機のない交差点で、135号に合流する車が休日に大幅に増える。全体の通行量自体は平日と休日に大差がないことから、同課は「市道からの合流が渋滞を引き起こしている原因と考えられる」と説明。また幅員がさほど広くない市道を法定速度を超えて走る車が後を絶たず、地域住民の安全を脅かしてもいるという。

 「圏央道の開通で、北関東からの車も2倍近くに増えている」と同課。「渋滞にはまり、『二度と来たくない』と思われては、観光需要を取り逃がしてしまう」との危機感から、実証実験に踏み切る。同課は「交通状況調査を行い、その結果を道路管理者などと共有し、今後の渋滞緩和策につなげたい」としている。


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