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日大藤沢1-0横浜隼人
実力派私学同士が接戦 哲学貫き明暗鮮明・日藤 高校野球神奈川大会第12日

高校野球 神奈川新聞  2017年07月24日 13:27

完封勝利した日大藤沢の新村=バッティングパレスパレス相石スタジアム
完封勝利した日大藤沢の新村=バッティングパレスパレス相石スタジアム

 実力派の私学同士が演じた接戦は、ともに築き上げた“哲学”を貫いた分だけ、笑顔と涙のコントラストも鮮明となった。

 日大藤沢の左腕新村がさえにさえた。インコースを突き、スライダーと落ちる変化球を低めに散らしていく。積極的な横浜隼人打線に対し、エースは「先頭打者を出さないことを一番に考えていた」。二回以降は一度も先頭を出さず、散発5安打で完封した。

 打たせる投球をバックも支えた。五回1死一塁からはゴロを好捕した二塁重村が、グラブトスから併殺を完成させる。

 直後の六回にはその重村の二塁打を犠打で送り、主将菅原が右前打で決勝点を奪った。大砲不在で「今年は守れるけど、打線は手堅くいくしかない。守備で流れを渡さなかったのが大きい」と山本秀明監督(47)。1点を総力で奪って守り切ったゲームを、エースは「練習通りの野球ができた」と誇る。

 横浜隼人の旗印は昔から決まっている。超攻撃的野球だ。初回、死球で得た無死一塁も打って出た。左飛と併殺で逸機したが、これも想定内だ。

 三回には2死二塁から永嶺が三盗を試みる。「流れを変えたかった」という果敢な走塁は実らなかったが、水谷哲也監督(52)は「永嶺は常に行ける時は行っていい選手。勝負をかけたんでしょう」と理解する。

 スクイズ封じなど3併殺を記録し、3投手のリレーで窮地を脱し続けた終盤の粘りは、ミスから崩れた春とは別次元の完成度だった。

 絶対的エースがいない中、1点ではなく3点4点を取りにいき継投でつなぐ。永嶺は「負けたけど、今までやってきた自分たちの野球は貫けた」。負け惜しみではないことは、この好ゲームが証明している。


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