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シニア就労支え1年、港北区生きがいスポット 面談千件超

話題 神奈川新聞  2019年04月22日 17:46

1年間で130人のシニアを仕事や地域活動につなげた港北区生きがい就労支援スポットの石田所長=同区綱島東
1年間で130人のシニアを仕事や地域活動につなげた港北区生きがい就労支援スポットの石田所長=同区綱島東

 横浜市内在住の60歳以上のシニア世代を対象に、個々のニーズに合わせて仕事やボランティアなどを紹介する「港北区生きがい就労支援スポット」(同区綱島東)が、開所から1年を迎えた。面談件数は千件を超え、活動の場を得た人は130人に上っており、2年目も前年実績を上回ろうと意気込んでいる。

 同スポットは市健康福祉局が高齢者の心身状況に合わせて就労やボランティアの場を探し、社会参加を促す窓口として昨春開設。2014年の金沢区に続き、市内で2番目の施設だ。

 18年4月からの1年間で、面談は延べ1050件で、120人が就労(うち4人が起業)し、10人が地域活動の場を得た。初年度で比較できる数字はないが、目標としていた数値を上回ったという。

 利用者の中心は定年後の再雇用期間を終えた65~70歳の男女で、82歳の男性がイベントの雑踏警備に就いた事例も。石田仁所長(67)は「本人の希望や心身状況に合わせてオーダーメードで求人を開拓している」。同スポットの紹介により、区内の福祉関連施設で事務系スタッフの職を得た男性(68)は「リタイア後しばらく休養したが、もう少し働きたいと思った」と語り、「週に2、3日で無理なく働ける仕事をマッチングしてくれた」と喜ぶ。

 2年目を迎えた石田所長は「本年度が正念場」とし、「面談件数と就労・活動につなげた人数で、前年度を上回る実績を挙げたい」と意気込む。具体的には就労先を企業だけではなく、地域ケアプラザなど地元の公的施設なども視野に入れ、金沢区の就労支援スポットと求人情報を共有することなどを考えている。「港北区と名は付いているが、市内に住むシニアなら誰でも歓迎」と石田所長は広く利用を呼び掛けている。

 24日午前11時から、シニアを対象に「しごと応援セミナー」が同スポットで開催される。申し込み、問い合わせは同スポット電話045(947)2475。


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