1. ホーム
  2. 政治行政
  3. 地域再生へ8戦略 知事3期目の実施計画素案を公表

地域再生へ8戦略 知事3期目の実施計画素案を公表

政治行政 神奈川新聞  2019年04月17日 23:01

第3期実施計画(素案)のポイントなどを語る黒岩知事=県庁
第3期実施計画(素案)のポイントなどを語る黒岩知事=県庁

 県は17日、県政運営の指針となる基本構想「かながわグランドデザイン」の第3期実施計画(素案)を公表した。黒岩祐治知事が3期目に取り組む8項目の戦略や主要施策を明記。4年後の姿を「コミュニティ再生による笑いあふれる100歳時代」とし、▽健康長寿▽経済のエンジン▽ひとのチカラ-といった5本柱に基づく数値目標も掲げた。外部有識者や県議会、県民の意見を反映させ、7月中の策定を目指す。

 新たな計画は、人口減少や高齢化が進行する人口構造をはじめ、技術革新が進む産業・経済状況、暮らしを取り巻く状況などを勘案してまとめた。3月末で期間を終えた第2期計画の「延長であると同時に新たな挑戦」(知事)とし、知事選で掲げた政策集も「そのまま吸収」した。

 「神奈川の戦略」として打ち出した8項目は「人生100歳時代」「ロボットと共生する社会の実現」「グローバル戦略の推進」など。重点施策を分野横断的にまとめ、知事の看板政策を体系化した。新規の「未来社会創造」は、特区や最先端技術の活用であらゆる課題を解決する「近未来の神奈川モデル」で新たな価値の創出を促すと明記、「ドローン前提社会」「スマートモビリティ社会」などを目指すとした。

 一方、5本柱のプロジェクトでは計52項目の「指標」を設定。2022年度の到達目標として、▽分散型電源の年間発電量を16年度の13・5%から25%以上に引き上げる▽17年度2億69万人の観光客数を2億1200万人に増やす▽人口転出超過の市町村を18年度の14から10に減らす-などを掲げた。毎年度の評価指標として、「未病指標利用者数」など150事業の数値目標も明記した。

 ただ、知事選で最重点に掲げた「笑い」を広げる具体策や「未来社会」の数値目標は盛り込まなかった。「笑い」と「コミュニティ再生」について、黒岩知事は17日の会見で「まず具体化するための枠組みをつくる。具体策は県と市町村、各種団体が情報交換しながら考えていく」と述べ、計画への反映は「次の話」との認識を示した。

 第3期実施計画の素案は県ホームページなどで公表し、5月16日まで県民意見を募っている。

 問い合わせは、県総合政策課電話045(210)3061。


シェアする

編集部のおすすめ

アクセスランキング