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チートツール、スマホ遠隔で開発会社社長有罪 横浜地裁

事件事故 神奈川新聞  2019年04月17日 05:00

 スマートフォン向けオンラインゲームを有利に動作させる不正プログラムを開発・販売したなどとして、偽計業務妨害ほう助や不正指令電磁的記録作成等の罪に問われた被告(43)の判決公判が16日、横浜地裁であり、田村政喜裁判長は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役2年)を言い渡した。

 判決などによると、ソフトウエア開発会社「インターナル」(横浜市西区)の代表取締役だった被告は13年10月と14年4月、チートツールと呼ばれる不正プログラムをオンラインゲームの利用者2人に使用させ、ゲーム運営会社の業務を妨害する手助けをした。同年12月には、所有者の意図に反してスマホを遠隔操作できるソフトを作成した。

 田村裁判長は判決理由で、ゲームの唯一の収益源である課金機会を減らすプログラムは業務を妨害する恐れがあると指摘。そのプログラムを購入させる被告の行為は「偽計業務妨害のほう助行為に該当する」と認定した。

 スマホの遠隔操作ソフトについても、「端末に与える指令がスマホ所有者の意図に反することは明らか」と述べ、違法性を認めた。


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