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統一地方選2019
【南足柄市長選】候補者の横顔

選挙 神奈川新聞  2019年04月17日 05:00

 任期満了に伴う南足柄市長選は、21日の投開票に向けて激しい舌戦が展開されている。立候補しているのは現職で3選を期す加藤修平氏(70)、新人で元市議の星崎健次氏(46)、新人で不動産投資業の諏訪部均氏(56)=いずれも無所属、届け出順。候補者の横顔や市政への思いを紹介する。

根気強く懸案に着手
加藤 修平氏(70)


 2期8年、根気強く懸案に取り組んできた。「市民と向き合い、血の通った行政を進めなければ」と市職員としての経験も踏まえ、断言する。

 「収入・支出両面で成果を上げるのが行革」が持論だ。市債残高は、市長就任前の313億円から8年間で約60億円減少させた。

 企業誘致だけでなく、市民が優先入所できる特別養護老人ホームの誘致にも手腕を発揮。全国公立学校施設整備期成会副会長として、学校環境の改善にも力を注いできた。東京・霞が関や永田町にも足しげく通い、「与党の勉強会には朝5時に自宅を出て参加している」。

 こうした努力も実り、国からの補助金を確保し、今夏には市内の公立幼稚園、小中学校にエアコンを設置するめどがついた。財政難の中でも全小学校のトイレ洋式化、学童保育の公設民営化と着実に実現させてきた。

 趣味のそば打ちは多忙で手つかず状態。座右の銘は「不易流行」。妻と三男、愛猫と暮らす。

責任世代として行動
星崎 健次氏(46)


 「(仮称)道の駅金太郎のふる里」整備に反対の姿勢を明確にする。「1日千台の車が立ち寄り、2千人が一人千円使う想定で計算されている。多く見積もってもトントン。将来的にマイナスになるだろう」

 地元の農家の人たちからは「毎日出荷するほどの野菜はない」と聞いた。反対を決意したのは若い世代から聞いた「古くない?」「野菜を売るならネットで売ればいい」という意見だった。

 34歳で市議に初当選し3回当選。「提案型の質問」がスタイルだった。小田原市との合併論議には「住民投票を」と議会で訴え、「市民の意見が置き去りにされている」と出馬を決意した。

 自らの性格を「正義感が強く断れない」「妥協しない」と分析。少年サッカーのコーチを長く務め、プレーも楽しむ。座右の銘は「温故知新」。

 「親の世代である高齢者を支え、子どもたちの未来を考える『責任世代』として、持続可能で明るく豊かなまちづくりを担いたい」

行政運営改善に意欲
諏訪部 均氏(56)


 市長選で実績を積み、いずれは国政の場で活躍したいと出馬した。元市職員だった経験から、行政運営の改善に並々ならぬ関心を寄せている。

 2年前に亡くなった父が市議だったこともあり、子どもの時から政治に触れていたという思いがある。窓口で待たされた経験から市民サービス向上を目指し、重点的に職員を増やすことを公約に掲げる。全員を正規職員にする一方、勤務時間を大幅に短縮することで、「実質賃金は上がるだろう」と見込む。市長専用車は廃止し、公用車はリース契約で一元管理したい、とも。

 組織改革として「市長のプロパガンダになってしまう」と現在の秘書広報課は分割し、「広報部門と企画部門をまとめ、SNSなどを使って情報発信していく」考えを示す。

 尊敬する人物は織田信長、座右の銘は「森羅万象」。小学生時代からHOゲージを収集した鉄道好き。米大リーグの試合観戦も趣味で、ヤンキースタジアムに何度も足を運ぶほどのファンだ。


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