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認知症の予防へ そろばん活用

話題 神奈川新聞  2019年04月16日 05:00

浅見会長(右)が考案した手足をそろばんに見立てて計算するトレーニング法を実践する参加者=横浜市都筑区
浅見会長(右)が考案した手足をそろばんに見立てて計算するトレーニング法を実践する参加者=横浜市都筑区

 そろばんを活用した認知症予防を広めようと、高齢者を対象にしたそろばん教室が15日、横浜市都筑区で開かれた。講師を務めたのは同市西区で珠算塾を開いている浅見昭剛会長(71)。脳の活性化につながるとして、手足をそろばんに見立てた独自の計算法などを伝授。60~80代の高齢者が意欲的に取り組んだ。

 浅見会長は約50年前に珠算塾を開設。横浜や川崎を中心にそろばん教室を展開しており、約2千人が学んでいる。指先を細かく動かすそろばんには認知機能の低下を抑える効果があるとして、高齢者らへの講習に力を入れてきた。

 この日は約15人が参加。両手や両足をそろばんの珠(たま)に見立て、読み上げ算に取り組む独自のトレーニング法を紹介。計算過程を意識しながら体を動かすことができ、参加した登山みさ子さん(75)は「40年ぶりにそろばんに触れたが、みんなで体を動かすことができて楽しかった。地域に広げていきたい」と話した。

 横浜市も、浅見会長の取り組みに注目し、昨年から支援を開始、参加者は延べ600人を超えるという。浅見会長は「1人でも認知症患者が少なくなるよう、そろばんによる取り組みの輪を広げて、社会の役に立ちたい」と話した。


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