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ボディーボード世界女王、鈴木彩加選手喜び語る 茅ケ崎

スポーツ 神奈川新聞  2019年04月10日 05:00

「茅ケ崎で生まれ育ち、多くの人の応援があってチャンピオンになれた」と語る鈴木選手=茅ケ崎市役所
「茅ケ崎で生まれ育ち、多くの人の応援があってチャンピオンになれた」と語る鈴木選手=茅ケ崎市役所

 ボディーボード世界選手権で年間チャンピオンに輝いた鈴木彩加選手(23)=茅ケ崎市美住町=が9日、市役所を訪れ、喜びを語った。同競技で日本人が世界の頂点に立つのは初。若き女王は「自分を信じて続けてきたことが勝利につながった」と満面に笑みを見せた。

 鈴木選手はマリンスポーツ好きの両親の影響を受け、8歳からボディーボードを始めた。市立浜須賀中学校3年の時にプロに転身。県立藤沢西高校卒業後、本格的に世界ツアーに参戦し始めた。プロになって5年間は勝てず、精神的に追い込まれる日々もあったが「諦めたくない」と試合に出続けた。

 ボディーボード競技は、15~20分の試合時間に複数の選手が波に乗り、技の難易度やダイナミックさを競う。世界選手権は年間4戦で、そのツアー成績で年間チャンピオンが決定する。


ボディーボード世界選手権で日本人で初めて頂点に立ち、優勝トロフィーを手にする鈴木選手(中央)=2018年10月、ポルトガル(鈴木選手提供)
ボディーボード世界選手権で日本人で初めて頂点に立ち、優勝トロフィーを手にする鈴木選手(中央)=2018年10月、ポルトガル(鈴木選手提供)

 昨年10月、ポルトガルで行われた最終戦で鈴木選手は3位に食い込んだが、スペインの選手とツアー成績が同ポイントとなったため、史上初となる王者決定戦に持ち込まれた。緊張から「吐きそうだった」と振り返るが、周囲の空気に圧倒されることなく、栄冠をつかみ取った。「試合に勝つ上でメンタルが8割を占める。それだけメンタルの強さが成績を左右するので、常にポジティブに生きるようにしている」と鈴木選手。強心臓の持ち主は「来年もワールドチャンピオンになりたい」と早くも前を見据えた。


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