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統一地方選2019
【県議選横須賀市選挙区】新人金星、ベテラン落選

選挙 神奈川新聞  2019年04月09日 05:00

 7日に投開票が行われた県議選横須賀市選挙区(定数5)は、告示1カ月前に名乗りを上げた立憲民主党新人が初当選を決め、副議長経験の国民民主党ベテランが落選する波乱が起きた。一夜明け、明暗を分けた候補者らが選挙戦を振り返った。

手づくりの運動 立民・野田氏


選挙を支えた夫と親戚らと喜びを分かち合う野田氏(中央)=8日午前、横須賀市秋谷の自宅マンション
選挙を支えた夫と親戚らと喜びを分かち合う野田氏(中央)=8日午前、横須賀市秋谷の自宅マンション

 立憲民主党新人の野田治美氏(61)は横須賀市秋谷の自宅マンションで取材に応じ、「1万4千を超える方の票に重い責任を感じている。掲げた政策を一つ一つ実現していきたい」と抱負を語った。

 選挙戦は経験のない夫(69)と親戚、友人らが手伝う手づくり選挙。自宅を事務所として使い、名前を書いたマグネットシートを自家用車に貼って選挙カーに仕立て、市内を走った。

 選挙通の党支持者からは「このやり方で当選は無理」と言われたことも。後半から党の応援弁士が入らなくなり、心細さは感じたものの、「当選を疑わなかった」(野田氏)。7日深夜、最後の5番目の議席に滑り込み、夫らと喜びを分かち合った。

 「期間中に声を掛けてくれた方々から切実な話も聞かされた。政治への期待も感じた。これから多くの市民と協力して頑張りたい」

政党名浸透せず 国民・大村氏


支援者らに落選を報告する大村氏(左)=8日午前、横須賀市追浜町の事務所
支援者らに落選を報告する大村氏(左)=8日午前、横須賀市追浜町の事務所

 国民民主党現職の大村博信氏(61)は支援者らに改めて落選を報告した。

 大村氏は「生活者と同じ目線で、皆の支えがあって仕事ができた」と4期16年を総括。旧民進党から分かれた立憲民主党が新人を立てた今回の選挙戦を振り返り、「仲間同士で戦っても政権は取れるはずがない。国の方ではもう少し大人になってやってほしい」と苦言を呈した。

 敗因については、取材に対し「政党名が浸透していない。国政で党として取り組むという発信が有権者に届いていない」とし、「地方政治は政党でやるものでないが、それで判断されてしまうのは残念」と悔しさをにじませた。

 参院選への影響については「(立民は)統一地方選でも各議会で議席を伸ばし、勢いは残っている。神奈川選挙区でも(国民は)厳しい戦いになる」との見通しを示した。


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